本業以外の副業収入が増えたら確定申告の事を考えることが重要

昔の日本では大企業は社員を終身雇用していることが多く、会社の命令に従って仕事をしていれば、安定した収入、定期的な昇給、多額の退職金を受けることが出来ましたが、最近の日本の企業では、会社の命令だけに従って仕事をしていても、安定した生涯を過ごすことが難しくなってきました。

中小企業、ベンチャー企業だけではなく、知名度がある大企業でも、社員が時間外に副業をすることを容認しているところが増えてきており、自分の力で足りない生活費等を稼ぐことが必要な時代に突入してきました。

インターネットが広く普及し、スマートフォンを利用してすぐにインターネットにアクセスすることが出来る時代となってきたことから、多くの一般の人にも副業で大きな利益を狙うチャンスが増えてきていると考えることもできます。

副業でどの程度のお金を稼ぐつもりでいるかによりますが、本業の収入と比較してかなり大きな金額を稼ぐような場合には、納税の事も考えることが求められてきます。
サラリーマンとして働いている人は、源泉徴収や年末調整によって、確定申告の作業が免除されていますが、副業で荒稼ぎをしている人の場合には、会社の源泉徴収とは別に自分自身で確定申告をすることが必要となります。

経費計算や納税額の計算等を自分自身で行うことは、かなりの手間と労力が必要となりますが、しっかりと真剣にお金と向き合うことが出来るようになるので、自分自身のマネーリテラシーを成長させることが出来るという利点があるでしょう。

本業としての収入と一緒に副業の収入を確定申告することになるので、税金や納税手続きについての知識なども身についてくることでしょう。
また、自分自身でしっかりと納税額を計算することになるので、日頃の経費などを無駄にすることなく副業に取り組んでいくことが出来るようになります。

最初は手続き等がわからずに苦労することも多いですが、だんだんと慣れてくれば、スムーズに手続くを進めていくことが出来るようになると考えられます。

税務署でも最近はインターネットを活用した確定申告を利用できるようになってきているので、以前ほどは手間をかけずに確定申告をすることが出来るようになってきました。

これから副業を始めて稼いでいくことを考えている人は、しっかりと納税手続き、確定申告の事務について理解をしておけば、あとから苦労をすることも少なくなるでしょう。
かなり副業収入が増えてきた時には税理士などを活用するのも良いでしょう。

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